体の中から若返る! 奄美大島伝統の発酵飲料「ミキ」

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遙か昔、大陸から切り離されて、独自に進化した動植物が多く住む自然に恵まれた島、奄美大島。

天然記念物のアマミノクロウサギ、ケナガネズミなどの動物、ルリカケスなどの鳥をはじめ、多くの珍しい生き物がおり、2017年には奄美群島国立公園として国立公園指定されました。

奄美大島は沖縄県と思われがちですが、実は鹿児島県に属し、食文化は沖縄と南九州が混ざり合っています。

そして、奄美大島は、全国平均の3倍以上、100歳以上の人がいるともいわれる長寿の島でもあります。

その長寿と健康の秘訣ともいえる伝統食のひとつと言われているのが「ミキ」です。

今回は、「ミキ」とはどんなものなのか、家庭で簡単に作る方法までご紹介します。

 

目次

目次

 

1. 伝統の発酵飲料「ミキ」とはどんなもの?

2. 発酵食品のパワーとミキ

3. 現代流ミキのつくり方

まとめ

 

1. 伝統の発酵飲料「ミキ」とはどんなもの?

 

 

「ミキ」は奄美大島では昔から飲まれている発酵飲料です。

奄美大島では知らない人はいませんが、本土ではあまり知られておらず、鹿児島県でも「ミキ」を飲む習慣はないと言います。

飲料と言っても、さらさらしたスープ状のものから、スムージーよりももっとドロドロしていて噛んで食べるものまで、さまざまなタイプがあります。

材料はお米とサツマイモと水。
市販のものは、砂糖を加えたものと加えないものがあります。

米を臼で挽いた粉を煮て、すったサツマイモと砂糖を加えて発酵させて作ります。

元々はお祭りのときに飲むものだったそうで、「ミキ」という名称は「御神酒」に由来するという説もあります。

昔は家庭で作られており、8月になるとどの家でもミキを作っていたと言われています。
現在では手作りする人は少なく、市販品が多くなっています。

ミキは真っ白な飲料で、酸味があるのが特徴です。
「甘酸っぱい重湯のような味」と言う人もいます。
アルコール分は含まれていません。

奄美大島ではミキは子どもの離乳食としても利用されていて、夏バテ防止として日常的に飲んでいる高齢者も多いそう。

奄美大島に元気な高齢者が多いのは、ミキを飲んでいることも一因ではないかと考えられています。

 

2. 発酵食品のパワーとミキ

 

 

元々、発酵食品は食品の保存を目的としたもので、風土に合わせて作られてきました。
琵琶湖周辺のフナ寿司のように刺激的なにおいを持つものも多く、地元の人には好まれていても、外部の人には受け入れにくいものも少なくありません。

発酵食品は、発酵によりうま味が引き出されたり、栄養の吸収が良くなったりします。
また、健康維持にも寄与しています。

発酵にはさまざまな微生物が使われます。

日本で多いのは麹菌で、味噌や醤油、日本酒、みりんも麹菌を利用して作られています。
そのほか、納豆に使われる納豆菌(バチルス・サブチリス・ナットー)、お酢などに利用される酢酸菌などもあります。

ミキの場合は、米の乳酸発酵を利用しており、乳酸菌が多く含まれています。
おもにミキの発酵を担っているのは、【ロイコノストック】という乳酸菌で、サツマイモの中に常駐している菌と考えられています。

ミキに多く含まれている乳酸菌は糖分から乳酸を作り出す微生物で、以下のような働きを持っています。

・腸の環境を整える
・悪玉菌の繁殖を抑える
・免疫力を高める
・便秘の改善
・長寿菌のひとつであるビフィズス菌を増やす

 

3. 現代流ミキの作り方

 

 

奄美大島に行けば市販のミキが簡単に手に入れることができますが、実はミキは比較的簡単に家庭でも手作りすることができます。

ミキの作り方

(出来上がり量:約1.25L)

① 米250gをといで、水1リットルを加えてお粥を炊く(炊飯器でも構いません)。

② 洗って皮をむいたサツマイモ50gを30分程度、水にさらす。

③ 炊きあがったお粥を混ぜながら人肌程度まで冷ます。

④ 人肌ぐらいまでに冷めたお粥に、すり下ろしたサツマイモを加えてよく混ぜ合わせる。混ぜ心地が軽くなっても、均一に混ざるまではしっかり混ぜ続ける。

⑤ フタをして常温(20℃以上)の室内に置き、時々混ぜながら発酵させる。暑い日なら1晩、寒い日は2~3日が目安。

⑥ 発酵したらミキサーにかけてなめらかにする。

※サツマイモの量を増やすと、より甘いミキになります。

完成したミキは、煮沸した清潔な容器に入れて、冷蔵庫で保存してください。
発酵が進むと酸味が増すので、は2週間ぐらいで飲みきりましょう。
変なにおいや味がする場合は雑菌が入って腐敗してしまった可能性があるため、飲まないでください。

酸味が少ない方が好きな人は、適当なタイミングで冷凍しておけば、発酵が進むのを止めることができます。

つくったミキはそのまま飲むほか、豆乳などで割ったり、黒砂糖を加えたりして飲んでもいいでしょう。
冷凍したミキを飲む場合は、自然解凍してください。

加熱するとミキに含まれる酵素が活性を失い、乳酸菌も死んでしまうため、健康や美容のためには冷たいまま飲むのがおすすめです。
とはいえ、腸内環境を整える働きは死んだ乳酸菌にもあるので、加熱したら効果がなくなってしまうわけではありません。

 

まとめ

 

 

奄美大島に古くから伝わる発酵飲料「ミキ」。
奄美大島以外ではあまり知られていない飲み物ですが、島民の健康や長寿の秘訣とされています。

米とサツマイモから作る伝統的な発酵飲料です。

材料も手に入りやすいものばかりですし、豊富な乳酸菌が腸内環境を良好に整え、さまざまな不調を改善に導いてくれるはずです。

気になった人は一度手作りしてみてはいかがでしょうか。

 

【参考資料】
国立健康・栄養研究所HP
「世界探訪・食と風土 スローライフ奄美 思い出のアジとアレンジレシピ」(野原薫・著/星雲社)
「全日本食えば食える図鑑」(椎名誠・著/新潮社)
「日本の伝統 発酵の化学」(中島春紫・著/講談社)

 

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