話題の発酵あんこで簡単レシピ!美味しく手軽に美肌と健康を手にいれよう
美容や健康によいと話題になっている発酵あんこ。
そんな発酵あんこを、自宅で簡単に作れたら嬉しいと思いませんか?
今回は、発酵あんこの8つの効果や、簡単にできる発酵あんこの作り方、日々の生活に取り入れたい発酵あんこアレンジレシピなどをご紹介します。
自宅にある道具で想像以上に簡単に作れますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
目次
- 発酵あんこについて
1-1. 発酵あんことは?
1-2. 発酵あんこの特徴 - 発酵あんこ8つの効果
効果① ダイエット
効果② 美肌や健康サポート
効果③ コレステロール値・中性脂肪の低下
効果④ 腸内環境と便秘の改善
効果⑤ むくみ解消
効果⑥ 髪やお肌の改善
効果⑦ 脂肪分解の促進
効果⑧ 貧血の予防 - 簡単!発酵あんこの作り方
3-1. 材料
3-2. 基本の下ごしらえ「アク抜き」
3-3. 作り方① 炊飯器で作る方法
3-4. 作り方② 電気圧力鍋で作る方法
3-5. 作り方③ ヨーグルトメーカーで作る方法
3-6. 発酵あんこの保存方法 - 発酵あんこアレンジレシピ3選
4-1. 発酵あんこぜんざい
4-2. 発酵あんバタートースト
4-3. 抹茶ゼリー発酵あんこ添え - 手軽な市販の発酵あんこもおすすめ
1. 発酵あんこについて
メディアで話題となった発酵あんことは、いったいどのような食品なのでしょうか?まずは発酵あんこについて知っていきましょう。
1-1. 発酵あんことは?
発酵あんことは、小豆(あずき)と米麹を一緒にして発酵させた食べ物で、小豆麹ともいいます。健康によいといわれ、自宅で手作りして、日々の食事に取り入れる人が増えています。
1-2. 発酵あんこの特徴
発酵あんこの基本の特徴は、その材料が小豆と米麹と塩のみだということです。
砂糖を加えず作るため、自然な優しい甘さが特徴で、ダイエットをしている人のおやつにもおすすめです。また、発酵食品であり、栄養価も高く、健康増進効果も期待できます。
2. 発酵あんこ8つの効果
発酵あんこは非常に栄養価が高く、その効果が期待できるといいます。発酵あんこを摂ることで期待できる効果や栄養素などについてお伝えします。
効果① ダイエット
発酵あんこに含まれるポリフェノールを摂取することで、脂肪燃焼効果を得ることができます。ダイエットのサポートとなり、肥満や生活習慣病の予防の効果が期待できます。
効果② 美肌や健康サポート
発酵あんこに含まれるビタミンB1は、体内で糖の代謝を促し、疲労回復や肌の改善をサポートしてくれます。また、ビタミンB2も含まれており、代謝を上げ、肌や粘膜をよい状態に整えてくれます。
効果③ コレステロール値・中性脂肪の低下
発酵あんこには、抗酸化作用が強いサポニンが含まれます。そのため、コレステロール値や中性脂肪の値を下げてくれる効果が期待できるといいます。
効果④ 腸内環境と便秘の改善
発酵あんこに含まれる食物繊維が、腸内環境を整え、便秘を改善してくれるといいます。食物繊維は小豆の皮に含まれるため、皮ごと食べるようにしましょう。
効果⑤ むくみ解消
発酵あんこに含まれるカリウムは、体の不要な塩分を排出させてくれる働きがあります。そのため、塩分の摂りすぎによるむくみを解消してくれます。
効果⑥ 髪やお肌の改善
発酵あんこで亜鉛を摂取することで、たんぱく質の代謝がよくなります。すると、たんぱく質でできている髪やお肌の質の改善も促されます。
効果⑦ 脂肪分解の促進
発酵あんこに含まれているカルシウムは、脂肪分解を促すために必要な栄養素です。体脂肪を増加させないためには、発酵あんこでカルシウムを摂取するのも効果的だといえます。
効果⑧ 貧血の予防
鉄分も豊富な発酵あんこは、貧血予防にも効果があるといわれています。貧血は体内が酸欠状態になるため、さまざまな不調の原因となります。発酵あんこで鉄分を補い、体調を整えていきましょう。
3. 簡単!発酵あんこの作り方
簡単にできる発酵あんこの作り方をご紹介します。基本の下ごしらえを行なったら、炊飯器、圧力鍋、ヨーグルトメーカーなどお好みの方法で発酵あんこを作っていきましょう。
3-1. 材料
小豆・・・・200g
水・・・・・4カップ
塩・・・・・小さじ1/2程度
米麹(乾燥)・・200g
3-2. 基本の下ごしらえ「アク抜き」
基本の下ごしらえでは、小豆のアク抜きを行います。まずは、その手順をお伝えします。
小豆をよく洗ったら、多めの水(分量外)と一緒に鍋に入れ煮る。
沸騰してから5分間煮て、ザルにあけて湯を切ったら、下ごしらえは完了。
3-3. 作り方① 炊飯器で作る方法
炊飯器で発酵あんこを作る方法をお伝えします。炊飯器のスイッチを入れれば自動で調理が進みますので、非常に手軽に発酵あんこを作ることができます。
1. 炊飯器にアク抜きをした小豆と水4カップを入れる。
2. 炊飯器の炊飯ボタン(あれば「玄米モード」で)を押して炊く。
3. 炊飯完了後、小豆が柔らかくなっていたらOK。
4. 炊飯釜に入った状態のまま小豆の粗熱を取ったら(55℃前後)、米麹を加えて混ぜる。
5. 炊飯器に戻し、蓋は閉めず、濡れ布巾をかぶせ、保温モードで8時間保温する。
6. 炊飯器で保温中、表面が乾燥しないよう、2~3時間ごとに混ぜる。
7. 塩を加え全体をしっかり混ぜて、お好みのつぶあんに仕上げる。
3-4. 作り方② 電気圧力鍋で作る方法
電気圧力鍋で発酵あんこを作る方法をお伝えします。電気圧力鍋がない場合は、通常の圧力鍋でも調理可能ですが、長時間の保温ができないため、手順の4.以降は炊飯器やヨーグルトメーカーで保温しましょう。
1. 電気圧力鍋にアク抜きをした小豆と水3~4カップを入れる。
2. 電気圧力鍋で加熱する。分数は、高圧の場合5分、低圧の場合10分が目安。
3. 加熱完了後、小豆が柔らかくなっていたらOK。
4. 電気圧力鍋に入った状態のまま小豆の粗熱を取ったら(55℃前後)、米麹を加えて混ぜる。
5. 電気圧力鍋を排気に切り替え、8時間保温する。(甘酒モード等)
6. 塩を加え全体をしっかり混ぜて、お好みのつぶあんに仕上げる。
※なお、圧力鍋ではなく普通の鍋で作る場合は、2.の工程は50分~1時間程度炊くようにしましょう。
3-5. 作り方③ ヨーグルトメーカーで作る方法
「ヨーグルティア」など、保温ができるヨーグルトメーカーでも、発酵あんこを作ることができます。最初に小豆を炊く手順は、鍋や圧力鍋などで行います。
1. 鍋にアク抜きをした小豆と水3~4カップを入れる。
2. 鍋で50分~1時間程度、小豆が指で簡単に潰せる柔らかさになるまで加熱する。
3. 小豆の粗熱を取ったら(55℃前後)、米麹を加えて混ぜる。
4. ヨーグルトメーカーの容器に移し、60℃で8時間保温する。
5. 塩を加え全体をしっかり混ぜて、お好みのつぶあんに仕上げる。
3-6. 発酵あんこの保存方法
冷蔵保存では、清潔な容器に入れ、4日程度を目安に食べきるようにしましょう。
すぐに食べきることができない場合は、冷凍で1ヶ月ほど保存も可能です。小分けにして冷凍すれば、必要な分ずつ解凍できるので、非常に便利です。
4. 発酵あんこアレンジレシピ3選
発酵あんこのアレンジレシピを3つご紹介します。いろんな食べ方で、楽しく美味しく発酵あんこの栄養を摂取してくださいね。
4-1. 発酵あんこぜんざい
小鍋に発酵あんこと水、塩ひとつまみを入れ、かき混ぜながら温めます。トースターなどでこんがり焼いた餅とお椀によそえば、発酵あんこのぜんざいが完成です。
夏場は、冷まして白玉を入れ、冷やしぜんざいにするのもよいでしょう。
4-2. 発酵あんバタートースト
こんがり焼いたトーストに、たっぷりのバターと発酵あんこを乗せれば、あんことバターの絶妙なハーモニーがたまらない発酵あんバタートーストが完成です。
手軽に作れ、朝食にもおやつにもぴったりですので、ぜひ試してみてくださいね。
4-3. 抹茶ゼリー発酵あんこ添え
お湯(260cc)に粉ゼラチン(5g)を入れ溶かし、粉末抹茶(大さじ2)を入れてよくかき混ぜ、冷蔵庫で3?4時間冷やし固め抹茶ゼリーを作ります。
ゼリーを器に盛り、あんこを添えたら夏に暑い季節にぴったりの、ひんやりとした抹茶ゼリー発酵あんこ添えが完成です。
5. 手軽な市販の発酵あんこもおすすめ
「発酵あんこの効果を得たい、でも作る時間はない、、、」そんなあなたにおすすめなのが、市販の発酵あんこです。
ネットショップなどで注文すれば、加工され、あとは食べるだけの状態になった発酵あんこが自宅に届きます。ぜひ、手軽に発酵あんこを始めてみてくださいね。
まとめ
発酵あんこの作り方はおわかりいただけましたか?
あっさりとした甘さで、罪悪感も少なく楽しめるのが発酵あんこです。栄養価も高く、健康や美容のサポートもしてくれます。
ぜひ、日々の食事に取り入れて、美味しく健康や美しさを手に入れていってくださいね。