お家時間を楽しもう!大人の塗り絵の塗り方・魅力の紹介
塗り絵というと「子どもの遊び」というイメージがありますよね。
ところが最近、大人だからこそ楽しめる「大人の塗り絵」が流行し、
「塗り絵に没頭すると、心が落ち着く」
「色塗り中も楽しいし、早く完成させたくてついやりすぎてしまう」
と、大人の塗り絵にハマってしまう方も多くいらっしゃいます。
最近は、コロナウイルスの自粛ムードもあり、お家時間を過ごす人が多かったと思います。
考えたくはないですが、またいつ自粛になるかもわからない状況でもあります。
そんな時でも、お家にいながら気軽に楽しめる大人の塗り絵は、ストレス解消法としてもうってつけです。
この記事では、そんな大人の塗り絵の特徴や魅力・始め方などを、詳しくご紹介します。
目次
1. 大人の塗り絵とは?3つの特徴
特徴1:絵柄が細かい
特徴2:準備が簡単
特徴3:少しの時間で楽しめる
2. 大人の塗り絵の塗り方・基本的なテクニック
色塗りの基本1:色鉛筆の先は常に尖らせておく
色塗りの基本2:色鉛筆を寝かせながら塗る(色鉛筆を立てない)
色塗りの基本3:細かい部分から塗る
3. 大人の塗り絵の初心者におすすめの本3選
3-1. 大人も子どもも大好き!「大人ディズニー 素敵な塗り絵レッスンブック」
3-2. 初心者に最もおすすめの絵柄「ひみつの花園 花いっぱいのぬりえブック」
3-3. 動物が好きな方はこちら「おとぎの国の動物たち(大人の塗り絵シリーズ)」
4. 絵柄を無料でダウンロードできる大人の塗り絵サイト2選
4-1. CREATIVE PARK
4-2. coloriage(コロリアージュ)Life
1. 大人の塗り絵とは?3つの特徴
大人の塗り絵は、色を塗って楽しむという意味では、子どもが遊ぶ塗り絵と何も変わりません。
では、一体どの部分が「大人」なのでしょうか?
3つの特徴に分けて、分かりやすくご説明します。
特徴1: 絵柄が細かい
大人の塗り絵の最大の特徴は、色を塗る部分が細かく分けられていて、色を塗る面積が小さいこと。
大ざっぱに塗れる子どもの塗り絵と違い、手先を器用に使って丁寧に塗っていくのが、大人の塗り絵の醍醐味です。
「手先が不器用だから、難しそう…」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、大人の塗り絵には初心者向けの絵柄もたくさんあり、最初のハードルが低いことも魅力です。
特徴2: 準備が簡単
大人の塗り絵を始めるために準備する物は、「色鉛筆」「塗り絵本体」「鉛筆削り」この3つだけ。
「新しい趣味を始めたいけど、お金も時間もかけられない」という方にも、大人の塗り絵はおすすめです。
また、大人の塗り絵にハマってきたら、
・色鉛筆の色や種類(水性・油性など)を増やす
・難しい絵柄に挑戦してみる
といった工夫で人それぞれの楽しみ方ができるため、飽きずに続けやすい点も魅力ですね。
特徴3: 少しの時間で楽しめる
少しの時間があればいつでも塗り絵を楽しめるところも、大人の塗り絵の特徴です。
外出が必須だったり、道具を揃えなければいけない趣味などと違って、家事の合間や寝付けない時など、ふとした時に色を塗ることができます。
塗り絵が楽しすぎて、やるはずの家事を忘れてしまったり、寝る間を惜しんで没頭してしまう方もいるくらい、大人の塗り絵には魅力が詰まっているのです。
2. 大人の塗り絵の塗り方・基本的なテクニック
大人の塗り絵を始める前に、色を上手に塗れる、ちょっとしたコツを知っておきましょう。
右も左も分からない状態で始めることももちろん楽しいですが、コツを知っておくだけで、スムーズに色を塗れるようになり、大人の塗り絵がより楽しくなります。
色塗りのテクニックを1つずつ挙げるとキリがないくらい、塗り絵は奥が深いものです。
ここではその中でも、これから大人の塗り絵を始めたい初心者が知っておきたい簡単なテクニックを、3つご紹介します。
色塗りの基本1: 色鉛筆の先は常に尖らせておく
大人の塗り絵を上手に塗るためには、色鉛筆の先を常に尖らせておくことが重要です。
大人の塗り絵は色を塗る面積が狭く小さいため、繊細な作業が求められます。
先を尖らせているほうが細部を丁寧に塗ることができるため、色鉛筆は「常に尖らせる」ということを意識しましょう。
色塗りの基本2: 色鉛筆を寝かせながら塗る(色鉛筆を立てない)
色鉛筆を寝かせながら塗ることで、筆圧の強弱を付けやすくなり、色の濃淡を自由自在に操ることができます。
反対に、色鉛筆を文字を書くように立ててしまうと、筆圧が高くなり、イメージ通りの濃さで塗ることが難しくなります。
色鉛筆の側面を使うよう意識して、優しく滑らかに色を塗りましょう。
色塗りの基本3: 細かい部分から塗る
塗り絵の輪郭をはみ出してしまうのは、一番避けたいことですよね。
輪郭をはみ出さなずに色を塗れることが理想ですが、最初はなかなか上手くいかないものです。
そのため、輪郭からはみ出てしまっても良いように、細部から外側にかけて色を塗るようにしましょう。
細部から色を塗り始めることで、外側の色を塗る時に、はみ出した部分をカバーすることができます。
反対に外側から塗ってしまうと、細部からはみ出してしまった時、消しゴムで消すなどの修正が大変になってしまいます。
基本的には、細かい部分から塗り、徐々に外側へと広げていく塗り方がおすすめです。
3. 大人の塗り絵の初心者におすすめの本3選
塗り方の簡単なコツを知ったところで、いよいよ絵柄を探していきます。
ここからは、書店や通販で変える初心者向けの大人の塗り絵本を3つおすすめしていきます。
3-1. 大人も子どもも大好き!「大人ディズニー 素敵な塗り絵レッスンブック」
ディズニーが好きで、大人の塗り絵に初挑戦したい人におすすめの一冊です。
ミッキーやミニー、プーさん、ニモなど、様々なディズニーキャラクターの塗り絵を楽しむことができます。
こちらの本の特徴は、名前に「レッスンブック」とある通り、初心者向けであること。
お手本を見ながら色を塗れたり、色の濃淡を表現するテクニックが解説されていたりと、初めての塗り絵に最適です。
3-2. 初心者に最もおすすめの絵柄「ひみつの花園 花いっぱいのぬりえブック」
大人の塗り絵の初心者におすすめと言われている絵柄が、塗り方がシンプルでありながら誰でも綺麗に仕上がる「花」です。
影を付けたり色をグラデーションさせたりと様々な表現が使えるため、脱・初心者の方にも人気です。
花柄の塗り絵本の中でも「ひみつの花園」は、色を綺麗に見せるためのアドバイスが書かれていて、誰でもプロっぽく塗り絵を仕上げられるところがポイントです。
3-3. 動物が好きな方はこちら「おとぎの国の動物たち(大人の塗り絵シリーズ)」
花柄より難易度が上がりますが、動物の塗り絵に挑戦してみたい方は、「おとぎの国の動物たち」がおすすめです。
おとぎの国の世界観を再現した動物たちの姿は、塗る前から可愛くて見惚れてしまいます。
そして色を塗ることで、動物たちが生き生きと見えるようになり、完成後の鑑賞まで楽しむこともできます。
動物やファンタジーな世界観が好きな方は、こちらの塗り絵本に挑戦してみてはいかがでしょうか?
4. 絵柄を無料でダウンロードできる大人の塗り絵サイト2選
さて、ここまで、書店や通販で買える有料の本をご紹介してきました。
ですが、「いきなり本を買うのはちょっと…」という方もいらっしゃるはず。
実は、大人の塗り絵のテンプレートは、WEBサイトで無料でダウンロードできます。
以下、公式に配布しているWEBサイトを2つご紹介します。
まずは無料で絵柄を印刷して、大人の塗り絵の魅力を体験してみましょう。
4-1. CREATIVE PARK
Canon株式会社が提供している無料ペーパークラフト集「CREATIVE PARK」では、約20種類の塗り絵を無料でダウンロードできます。
そのうちの10種類ほどは、絵柄の細かい大人の塗り絵です。
何枚でも無料で印刷できるため、塗り絵の練習にぴったりです。
動物や曼荼羅模様など、様々な絵柄から好きなものを選び、大人の塗り絵に挑戦してみましょう。
【動物(フクロウ)】
4-2. coloriage(コロリアージュ)Life
コロリアージュとは、フランス人女性の間で流行している、大人の塗り絵のこと。
自由に色を塗ってオリジナルの世界観を作って楽しんだり、塗り絵に没頭することでストレスを発散したりと、日本の大人の塗り絵が流行するきっかけになりました。
そんなコロリアージュについて紹介し、魅力を発信しているWEBサイト「coloriage(コロリアージュ)Life」でも、テンプレートを無料でダウンロードすることができます。
コロリアージュの絵柄は独特で、私たちがよく知っている動植物たちは、すべて非現実的でファンタジックです。
見本があるとそれにつられてしまいますが、コロリアージュはオリジナルの絵柄のため、本当の意味で自由に塗れるところが魅力的ですね。
こちらも、様々な絵柄から気に入ったものを印刷して、コロリアージュに挑戦してみてくださいね。
【月柄】
【リス柄】
まとめ
大人の塗り絵で一番大切なことは、自由に楽しむこと。
見本や固定観念に囚われず、思うがままに色を塗れるため、大人の塗り絵には正解も失敗もありません。
この自由さこそ、子ども以上に大人が塗り絵にハマってしまう理由なのでしょう。