花たちが持つ神秘のちから フラワーエッセンスのすべて
美しく咲き誇る花に、誰しも感動したり、癒されたりした経験はあるのではないでしょうか。
自然界には神秘的なパワーが溢れていますが、とくに花の持つエネルギーは癒し効果が高く、非常に安定すると言われています。
フラワーエッセンスとは、花からエネルギーのみを抽出し、水に転写した「花の波動水」のことです。
ここでは、そんなフラワーエッセンスについてご紹介していきます。
目次
1. フラワーエッセンスとは?
フラワーエッセンスとは、環境汚染のない場所で育った野生の花の持つエネルギーを、水に転写させて作った「花の波動水」のこと。
水が入ったボウルに摘み取った花を浮かべ、朝陽を2~3時間当てて作られています。
さまざまな種類のフラワーエッセンスがあり、それぞれの性質によって私たち人間の心を癒してくれるのです。
2. フラワーエッセンスの歴史
フラワーエッセンスの起源は古代エジプト時代までにさかのぼり、心身の健康のために花についた朝露を集めて飲用していたことに始まります。
そして、現代のフラワーエッセンスは、1930年代のイギリスで、医師であるエドワード・バッチ博士によって作り出されました。
医師として長いあいだ病気の治療や研究に携わったバッチ博士は、「人間が病気になる根本的な原因は心の不調にある」と考えました。
いわゆる、日本で言うところの「病は気から」ですね。
その不調を癒すために研究をした結果、たどり着いたのが、自然の力で咲く花たちを用いたフラワーエッセンスでした。
バッチ博士は、現在のフラワーエッセンスの元となる39種類のエッセンス(それらをレメディと呼びました)を生み出しました。
その後、バッチ博士は、フラワーエッセンスの作り方を公にし、多くの人に教え、それが世間に広まったことで、フラワーエッセンスは世界中で利用されるようになりました。
今ではヒーリングやセラピー方法のひとつとして広く知られるようになったのです。
3. フラワーエッセンスの効果
フラワーエッセンスの選び方
フラワーエッセンスは、医薬品のように身体的な病気や症状に直接作用するものではないという立場にあるため、病名に合わせるような選び方はしません。
自分が持っている感情に対して選びます。
その日に感じている感情を知り、その感情に呼応したフラワーエッセンスの力を借りることで、自分がいま持っている感情がどこから起こるものなのか、向き合うことができるようになります。
フラワーエッセンスを選ぶときは、フラワーエッセンスの性質が自分の感情や振る舞いのパターンにきちんと当てはまっていることが一番重要となります。
フラワーエッセンスの効果の現れ方
また、フラワーエッセンスの効果の表れ方は取り組むテーマや、個人差もあります。
テーマによっては2ヶ月、3か月と長期的な取り組みが必要なこともあります。
瞬時にエネルギーが流れて感情が解放される場合もあれば、少しずつ新しい自分が出てきて、あるとき、変わった自分に気づくという場合もあるでしょう。
いずれにせよ、顕在意識と潜在意識にある信念やストーリー、感情やブロックを手放すことで、感じ方や思考パターンが変わっていきます。
そして、本来の自分に立ち戻り、自分の心に素直に生きられるようになると言われています。
「自分らしさを失っていた人が、ふたたび本来の自分自身に戻る」とバッチ博士は言っています。
4. フラワーエッセンスの使い方
飲む
フラワーエッセンスの使い方として、一番効果的と言われているのが、飲む方法です。
コップ1杯の水、またはハーブティーに、フラワーエッセンスを4滴ほどたらして飲んでみましょう。
または、そのまま舌にのせて口に含んでも大丈夫です。
1日4回以上、1回につき2滴を、朝起きたときやお昼、就寝前に飲むのがおすすめです。
スキンケアやお風呂
化粧水や乳液に混ぜてスキンケアに利用したり、お風呂に10~12滴程入れたりして、入浴するのも良いでしょう。
数種類のフラワーエッセンスを混ぜて使用することもOKですが、その場合は、2~3種類にしておきましょう。
組み合わせる種類によって効果が変わってしまう可能性がありますので、フラワーエッセンスが持つ性質を良く理解して、あなたが1番必要だと思うものを取り入れてください。
以下の記事では具体的なフラワーエッセンスの種類や効果もご紹介していますので、興味を持たれた方はぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
人は、自分でも気づかないうちに、さまざまな悲しみや、満たされない気持ちなどを潜在意識に溜めこんでいると言われています。
フラワーエッセンスは花の持つ波動によって、私たちの潜在意識に働きかけ、今まで手放せなかった感情の解放を助けてくれる癒しのエッセンスです。
花の持つそれぞれの波動が私たちの心や精神のパターンと呼応し、心のバランスの乱れを穏やかに整え、癒してくれるのです。