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特集記事

2019年は京都・護王神社に参拝しよう!

#パワースポット #運気を上げたい #願いを叶えたい

今年は亥年ですね。

古くから日本人に根づいている「干支(えと)」。

そんな干支にまつわる神社に出かけてみませんか?

 

今回は猪「亥」を神の使いとする、京都市の神社、

京都御所の近くにある「護王(ごおう)神社」という名前の神社をご紹介いたします。

 

目次

 

1. 中国と唯一ちがう干支「亥年」

2. 護王神社とは?

3. 神さま「和気清麻呂」と「亥」との関係

まとめ

 

 

1. 中国と唯一ちがう干支「亥年」

 

 

古くから私たちに浸透している「干支(えと)」は中国から伝わった文化です。

そのため、十二支の動物はほぼ本場・中国と同じですが、最後のブタだけは、伝来当時の日本でなじみが薄い動物だったため、亥(猪・イノシシ)に変更されました。

昔の日本人にとって、山で見かける猪のほうが身近な動物だったのですね。

 

同時に、猪は山の神の化身とみなされる神聖な動物でもありました。

1997年に公開されたアニメーション映画『もののけ姫』にも、猪の姿をした神が登場しています。

 

2. 護王神社とは?

 

 

干支のご利益をいただくために、干支の動物と縁が深い神社仏閣に参拝することを「干支詣」といいます。

つまり、護王神社は亥年の干支詣にぴったりの神社なのです。

 

護王神社では家内安全や交通安全など諸祈願の御利益が得られますが、足の腱を切られた清丸が再び歩けるようになった伝説から、足腰の健康・病気怪我の回復の御利益がある神社として特に知られています。

 

毎月21日には足腰の健康を祈願する足腰祭が行われ、年老いても足腰が丈夫であることを願って、護王神社でお守りを求めるご年配の方や、足を負傷した現役アスリートの回復を祈願するために訪れるファンが多く訪れるそうです。

 

また、護王神社には他の神社ではあまり見られないものが2つあります。

簡単に紹介しましょう。

 

座立亥串(くらたていぐし)

護王神社独特の願掛けの串です。

2本1組になっており、自分の名前と願い事を書いた紙札を亥串に挟み、1本は自宅に持ち帰って神棚や玄関に祀ります。

そしてもう1本は、本殿前にある「願掛け猪」の石像の周囲に刺し立てるのです。

亥串の片割れを通して、自宅にいながら神様の加護を受けることができるといわれています。

 

職難お守り

道鏡の脅しに屈しなかった清麻呂にちなんだ、職場でのトラブル(左遷、リストラ、パワハラ)を除けるご利益があるお守りです。

 

3. 神さま「和気清麻呂」と「亥」との関係

 

 

和気清麻呂は8世紀後半、奈良時代に活躍した歴史上の人物です。

僧侶の道鏡(どうきょう)が、自分が天皇になるために「道鏡を天皇にすれば天下泰平となるという神託を下した」というウソをつきました。

道鏡は神託が真実であると証言するように清麻呂を脅迫しますが

真実を公表したため、道鏡の野望はかないませんでした。

天皇を守った功績に、祀られるようになったと言われています。

 

怒った道鏡は、その後和気清麻呂を現在の鹿児島県に追放します。

そして清麻呂の足の腱を切って二度と歩けない体にしたうえ、刺客を放って殺そうとしました。

 

その途中で、どこからともなく300頭もの猪が現れて清麻呂を取り囲みました。

猪のせいで輿に乗った清麻呂に近づけない刺客は、任務を果たせなかったそうです。

 

追放された先で清麻呂は不思議なことに歩けるようになりました。そして新しい天皇に変わり、清麻呂は再び都に戻ることができました。

その後、天皇から信頼され平安京への遷都でも大活躍することとなります。

 

伝説にちなんで猪を神さまの使いとしている護王神社では、拝殿前に狛犬ではなく雌雄一対の「霊猪像(れいちょぞう)」を安置しています。

このため、護王神社は別名「いのしし神社」とも呼ばれています。

 

まとめ

 

(護王神社の猪おみくじ)

 

護王神社は古くから、亥年生まれの人が参拝すると特にご利益がある神社といわれています。

亥年生まれの方は2019年中にぜひ1度参拝してみてはいかがでしょうか。

 

もちろん、亥年生まれ以外の方でも、新しい目標に向かって一歩を踏み出したいという場合にぜひ参拝してみてください。

「猪突猛進」という言葉がありますが、神使である猪のご利益で、立ちふさがる障害をものともせず、目標にまっすぐ向かえるかもしれませんよ。

 

 

【参考資料】

戸部民夫『神様になった動物たち 47種類の動物神とまつられた神社がよくわかる本』(大和書房)

河合敦 監修・著 小池真理 絵・漫画『河合敦先生と行く 歴史がよくわかる 京都の本』(JTBパブリッシング)