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カラーやパーマを長持ちさせるヘアケア法教えます

#ビューティー #きれいになりたい

カラーやパーマでイメージチェンジをしてみたいけれど、髪の傷みが気になるという人も少なくないでしょう。

髪のダメージをカバーするために、パーマやカラーと一緒にトリートメントを施したことがある人は多いのではないでしょうか?

でも、実はこれ、髪にはあまりよくないことなんです。
ヘアケアでは、常識と思っていたことの中には、間違いがあることがわかってきました。

そこで今回は、カラーやパーマを長持ちさせて、きれいな髪を保つ最新のヘアケア方法を紹介します。

 

 

目次

 

1. カラーやパーマをすると髪が痛むわけ

2. 髪へのダメージの大きさは縮毛矯正>パーマ>カラーリング

3. カラーやパーマ後のケアケアの注意点
3-1. カラーやパーマ施術後1週間はトリートメントをしない
3-2. カラーやパーマ施術後は石けんシャンプーは使わない
3-3. カラーやパーマ施術後は弱酸性のシャンプーを使う

4. 髪を傷めないドライヤーの使い方

まとめ

 

1.  カラーやパーマをすると髪が痛むわけ

 

 

そもそも、どうしてカラーやパーマをすると髪が痛むと言われるのでしょうか。

それには、髪の構造が大きく関係しています。

髪は、内側からメデュラ(毛髄質)、コルテックス(毛皮質)、キューティクル(毛小皮)の3層構造になっています。
コルテックスは髪の9割を占めており、主成分はケラチンというタンパク質です。
キューティクルは透明で、うろこ状のものが少しずつ重なりながらコルテックスを包んでいます。

キューティクルは外部の刺激から髪を守る役割を持っています。
また、温度や湿度が高くなると開くという性質があります。
そのため、髪の内部の湿度は一定に保たれているのです。

健康な髪は弱酸性で、キューティクルがキレイに並んでいます。
紫外線やドライヤーの熱を受けたり、タオルでこすったりすると、キューティクルがけばだったり、開いたりしてしまいます。
切れ毛や枝毛ができるのは、キューティクルがダメージを受けたことにより、髪の内部の成分が流出しやすくなってしまうためです。

パーマやカラー、縮毛矯正では、アルカリ剤を使ってキューティクルを開きます。
髪のバリアをあえて弱め、そこからさまざまな薬剤を入れることで、髪の色や形状を変えるのです。

 

 2. 髪へのダメージの大きさは縮毛矯正>パーマ>カラーリング

 

 

実は髪が受けるダメージは、使用する薬剤によって変わってきます。
比較的ダメージが少ないのは、アルカリ剤と弱い酸化剤を使うカラーリングです。

ただし、カラーリングでもメッシュなど、いったん色を抜くブリーチを行う場合は、アルカリ剤と強い酸化剤を使うのでダメージが大きくなります。

カラーリングやブリーチよりも髪のダメージが多いのはパーマです。
これはアルカリ剤と強力な還元剤と酸化剤の3種類を使うためです。

さらにダメージが多いのが縮毛矯正です。
使う薬剤はアルカリ剤、強力な還元剤、酸化剤の3種類ですが、高熱を当てたり、引っ張ったりするため、特にダメージが大きくなってしまいます。

 

 3. カラーやパーマ後のケアケアの注意点

 

 

カラーやパーマを施すと、キューティクルが開いて、髪はダメージを受けます。
そんな状態のときには、ヘアケアにも注意が必要です。
次のようなことに気をつけましょう。

 

3-1. カラーやパーマ施術後1週間はトリートメントをしない

髪が傷むからと、カラーやパーマと一緒にトリートメントもオーダーする人は多いでしょう。

カラーやパーマで受けたダメージをトリートメントで補修している気分になりがちですが、すぐのトリートメントは髪のためには逆効果なのです。

カラーやパーマで使う薬剤は、髪に1週間は残っています。
この状態で上からトリートメントすると、残った薬剤を閉じ込めてしまうので、髪のダメージが大きくなってしまいます。

特に注意が必要なのが、パーマと縮毛矯正です。
施術のときに使用する還元剤には髪のケラチンの結合を切る働きがあるため、パーマや縮毛矯正後にトリートメントすると、切れ毛になるなど取り返しのつかないダメージを受けてしまう可能性があるのです。

トリートメントは施術後1週間以上経ってから施しましょう。

 

トリートメントの使い方

トリートメントはたっぷりつければ効果が高まるものではありません。
製品に記載されて記載されている使用方法を守ってください。

トリートメントは、根本は避けて、毛先やダメージが気になるところを中心に揉み込むようになじませます。
頭皮にはつけないように気をつけましょう。

効果をより高めるためには、ヘアキャップや熱めのお湯につけて絞ったタオルで髪全体を包んで、3~5分おくとよいでしょう。

 

 3-2. カラーやパーマ施術後は石けんシャンプーは使わない

髪と頭皮によいからと、石けんシャンプーを使う人も増えています。
でも、これもカラーやパーマをした後にはおすすめできません。

髪のキューティクルはアルカリ性になると開く性質があります。
カラーやパーマの施術後は、髪のキューティクルが開いています。
髪を酸性に戻さないと、髪の成分や染料が抜けやすくなってしまううえ、悪い成分の影響を受けやすくなります。

そのため、施術後には硫酸系やスルホン酸系のシャンプーも避けてください。

 

 3-3. カラーやパーマ施術後は弱酸性のシャンプーを使う

アルカリ性でキューティクルが開いた状態の髪は、弱酸性のシャンプーで洗って弱酸性に戻しましょう。
パーマや縮毛矯正で使った還元剤の働きを失わせる成分、ケラチンやヘマチンが配合されたシャンプーが特に適しています。

ケラチンには髪のダメージを補修する働き、ヘマチンにはカラーやパーマを長持ちさせる働きがあります。
ただし、ヘマチンを施術前に使うと、パーマや縮毛矯正などに使う薬剤が効かなくなるので、施術前3日間はヘマチン入りのシャンプーは使わないでください。

 

 4.  髪を傷めないドライヤーの使い方

 

ドライヤーは髪を傷めるからと、なるべくドライヤーを使わないようにしていませんか?
何となく、自然乾燥のほうが髪に優しいのではないかと思いがちですよね。

実はぬれた状態の髪の耐久性は、およそ60%も低下しています。
そのため、タオルでこするだけでも傷みの原因になってしまうのです。
ぬれているときにはブラッシングは絶対に止めましょう。

ドライヤーで髪が傷む原因は、熱で水分が蒸発すること。ある程度温風をあてて、乾いたら冷風に切り替えて髪を冷やすと、キューティクルを引き締めて、パサつきにくくすることができます。

ドライヤーの熱から髪を守るためには、断熱効果のある成分(ケラチンやキトサンなど)が配合されたウォーターベースのミストをドライヤーの前につけるのがおすすめです。

また、なかには熱を受けると髪のダメージを補修してくれる成分を含むミストもあります。
これは「ラクトン誘導体」と呼ばれるもので、「γ-ドコサラクトン」「メドウフォーム-δ-ラクトン」などがあります。
こうしたものを選んでもよいでしょう。

 

まとめ

 

カラーやパーマでは薬剤を使い、高熱をあて、場合によっては強く引っ張ります。
そのため、施術直後はキューティクルが開いて髪がダメージを受けやすい状態となっています。

施術後1週間はトリートメントを避け、弱酸性のシャンプーを使うなどして、ヘアケアに気を使いましょう。
断熱効果やダメージ補修効果のあるウォーターベースのミストをドライヤーの前に髪に吹き付けるのもオススメです。

 

 

【参考資料】
かずのすけ「オトナ女子のための美肌図鑑」
山本美奈子、田村マナ「髪が10年若返る 頭皮ケアで始める美髪バイブル」(講談社)
細川ひろ子「解決! オトナの髪のSOS」(講談社)