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特集記事

ハーブで花粉症にサヨナラ

2019.3.18 #ライフスタイル #体質改善したい

春は花粉症の季節です。
花粉を防ぐさまざまなマスクや花粉症用眼鏡などが目をひく時期ですね。

早ければ1月、遅くても2月中にスギ花粉が飛び始め、3月後半ぐらいからはヒノキの花粉も増えて、北海道や東北では4月から6月はシラカンバの花粉が飛び、長い人では半年近くもアレルギー症状に悩まされます。

また、アレルギー症状を引き起こす花粉は春に限らずほぼ一年中飛んでおり、8~10月にはブタクサやヨモギ、カナムグラなどといった花粉による花粉症の症例があります。

花粉症は病院で治療を受けることがいちばんですが、それ以外にも症状を軽減させるさまざまな方法が提案されています。
そのひとつがハーブです。

今年はハーブで花粉症対策を試してみませんか?

 

目次

 

1. 花粉症のおもな症状と対策の基本

2. 花粉症などのアレルギー症状を軽減させるハーブ
2-1. ペパーミント
2-2. ティートリー
2-3. ユーカリプタス
2-4. パイン
2-5. ネトル

3. 花粉症などの症状を軽減させるハーブの使い方
3-1. マスクに垂らす
3-2. ティッシュで芳香浴をする
3-3. 手作りスプレーで芳香浴をする
3-4. アロマバス

まとめ

 

1. 花粉症のおもな症状と対策の基本

 

 

花粉症は花粉というアレルゲンが体内に入ることでおこるアレルギー症状です。

代表的な症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが挙げられます。

花粉症対策の基本は、症状が出る前に始めること。

ハーブでケアする場合も、症状が出る前から予防的にハーブティーを飲んだり、「精油」を利用したりするとよいでしょう。

精油は植物の分泌腺で作られ、表皮にある「油胞」という細胞に蓄えられているものです。
病気を防いだり、害虫などが寄ってくるのを防いだり、エネルギーを貯めたり、種の生存や保存を助けたりする役割を持っています。

 

2. 花粉症などのアレルギー症状を軽減させるハーブ

 

 

ハーブには多くの種類があります。
専門店に行っても、種類が多すぎて何を選んでいいのか迷ってしまいがちです。
ここではアレルギー症状の軽減に効果が期待できるハーブをいくつか紹介します。

 

2-1. ペパーミント

 

 

シソ科の30〜100cmほどの高さの多年草で、スーッとするメントールのさわやかな香りが特徴です。
ミントにはさまざまな種類がありますが、花粉症に有効とされているのはペパーミントです。
スペアミントも効果があるとされています。

ペパーミントの主な作用:

抗アレルギー作用、殺菌作用、抗菌作用、鎮けい作用(平けいれんを鎮める働き)など。

消化不良や食欲不振、頭痛や頭痛の伴う鼻炎のとき、気分が沈んでいるときなどに使われています。

精油のほか、ハーブティーとしても活用できます。

なお、妊婦や授乳中の人、子どもに使うのは避けましょう。

 

2-2. ティートリー

 

 

フトモモ科の樹木で、多くがオーストラリアの固有種です。
針のような形の柔らかい葉がたくさんついていて、1年で150cm以上の高さに成長します。

ティートリーの主な作用:

抗感染作用や抗菌作用、抗真菌作用、殺菌作用、免疫強壮作用、神経系を強くする働きなど。

喉の痛みを感じるときや耳の感染、カンジダ症、膀胱炎、爪の感染、水虫などのときにも使われています。
また、にきび予防をうたった化粧品にも多く含まれています。

オーストラリアの先住民であるアボリジニは、昔からティートリーの葉を熱湯に浸して風邪や頭痛の薬として飲んだり、葉を噛んだりして利用していたそうです。

 

2-3. ユーカリプタス

 

 

フトモモ科の樹木で、700種類以上の種類があります。
名前は「しっかりとした」という意味のギリシャ語「eucalyptos」から付けられました。

ユーカリプタスの主な作用:

解熱作用、去たん作用、血糖値低下作用、抗ウイルス作用、抗感染作用、抗菌作用、抗真菌作用、殺菌作用、免疫強壮作用など。

呼吸器によく働くことが知られていて、風邪の一般的な症状や副鼻腔炎、慢性気管支炎などのときに使われています。

ユーカリプタスを最初に治療に取り入れたのはアボリジニで、感染症や発熱のときにユーカリプタスを燃やしてその煙を吸引していました。
現在でも、オーストラリアでは家庭の常備薬として栽培されています。

 

2-4. パイン

 

 

マツ科の樹木で、古くは古代ギリシャの医学者ヒポクラテスが呼吸器系の炎症や喉の感染症にパインを勧めていました。

パインの主な作用:

去たん作用、血圧上昇作用、抗炎症作用、抗感染作用、抗菌作用、抗リウマチ作用、神経強壮作用など。

ぜんそくや気管支炎、風邪の諸症状の緩和などに有効とされています。
身体的疲労や寒気、食欲不振のときには、ティートリーやユーカリプタスとブレンドしての利用が進められています。

アメリカの先住民は、リウマチの痛みや神経疲労を緩和する目的で、パインの若木の抽出液を加えて入浴していました。

 

2-5. ネトル

 

 

ネトルはビタミンのほか、鉄分、カルシウム、カリウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。
ヒスタミンも含有しているため、花粉症などのアレルギー症状を緩和する効果が期待できます。

ネトルの主な作用:

アレルギー症状を緩和、消毒作用、強壮作用など。

ネトルの葉(ドライハーブ)の配合されたハーブティーは、花粉症に効果的だとか。
ハーブティーにする場合、ネトルのドライハーブ小さじ1をあらかじめ温めておいたティーポットに入れて、沸騰したてのお湯を150~180ml注ぎます。
3~5分程度蒸らして、温めておいたカップに注いでください。

 

3. 花粉症などの症状を軽減させるハーブの使い方

 

 

前の項目でハーブティーの飲み方を少し紹介しましたが、ハーブの使い方にはそれ以外にもいくつかの方法があります。

 

3-1. マスクに垂らす

マスクの下、角の部分に精油を2~4滴垂らします。
精油が直接肌に触れると荒れたりする危険があるので、精油を垂らした部分が肌に密着しないように気をつけてください。

 

3-2. ティッシュで芳香浴をする

精油を2~6滴垂らしたティッシュを近くに置き、香りを楽しみます。
携帯する場合は、精油を垂らした部分が直接肌に触れないようにしてください。

 

3-3. アロマスプレーで芳香浴をする

 

 

アロマスプレーによる芳香浴も効果があります。

LUCAS – ルカス –』のスプレーはアロマの芳香浴に加えて浄化効果もあるのでお部屋にはぴったりです。

香りのタイプは、花粉症には「ミント&セージの香り」がおすすめです。ポケットサイズもあるので持ち運びにも便利です。

アロマスプレーは簡単に自分で作ることもできます。

スプレーボトルに精製水か飲用のミネラルウォーターを50ml入れて、そこに精油を20~25滴(強く香らせたいときには30滴)加えます。
使用する前によく振って混ぜ合わせ、スプレーして香りを部屋に漂わせます。

 

3-4. アロマバス

 

お風呂にお湯に精油を垂らして、入浴するのがアロマバスです。
蒸気を深呼吸して吸い込み、香りを楽しみましょう。

精油を垂らす量の目安は、全身浴の場合が2~10滴、半身浴の場合が2~7滴。
肌の弱い人は5滴以下にしましょう。

アロマバスの場合は、1種類の製油を使うのではなく、ブレンドして使うのがおすすめです。
花粉症の場合のおすすめブレンドは、

(1)レモン、ユーカリプタス
(2)オレンジスウィート、スペアミント、ティーツリー

などです。

また、ドライハーブ10〜20g(半身浴は半量)をお茶パックなどに入れて、10〜30分ほどおき、バスソルト大さじ1〜2を加える方法もあります。

 

まとめ

 

 

ハーブの中でもペパーミントやティートリー、ユーカリプタス、パイン、ネトルなどは花粉症などのアレルギー症状を軽減させる効果があるとされています。

ハーブティーにして飲むほか、精油をマスクに垂らしたりお風呂に入れたりして使います。

花粉症にお悩みの方、今年は花粉症対策にハーブを取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

【参考資料】
ジャパンハーブソサエティー「ハーブのすべてがわかる事典」
アネルズあづさ「アロマセラピーパーフェクトBOOK」