初夢診断!お正月にわかるこれから一年のあなたの運勢とは?
お正月に見る初夢の、どんな夢にどんな意味があるか具体的にご存知ですか?
初夢という言葉はよく聞くけれど、具体的にどんな意味があって、どんな一年になっていくのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
実は、それぞれの夢にはしっかりとした意味があり、それが一年の全体のよし悪しの見通しとなるのです。
そんな初夢について、初夢の基本的な考え方、いつ見た夢を初夢というのか、縁起のよい初夢等にについて具体的にみていきましょう。
目次
1.お正月の初夢とは
1-1.そもそも初夢とは
1-2.初夢とはいつ見る夢?
2.初夢診断!縁起のよい初夢とは
2-1.縁起のよい初夢はどんな夢?
2−2.それぞれの初夢が暗示する一年の好運
3.縁起のよい初夢を見るために枕の下に入れるもの
3−1.七福神や七福神が乗った宝船の絵
3−2.獏(ばく)の文字や絵を書いた紙
4.お正月の初夢を見たあとにすることは?
4-1.縁起のよい夢を見たあと
4-2.縁起の悪い夢を見てしまったあと
5.その他の縁起のよい初夢4選
① 死ぬ夢
② 火事の夢
③ トイレの夢
④ 血の夢
1.お正月の初夢とは
日本では古来より、お正月に見る初夢によって夢占いをする風習があります。そもそも初夢とはどんな意味を持ったもので、いつ見る夢を初夢として判断すればよいかご存知ですか?これからそれぞれについて詳しく解説していきます。
1-1.そもそも初夢とは
初夢はお正月に見る夢で、その夢によって一年の吉凶を占うものとされています。新年の最初に見た夢の内容がよければ、その一年はよい年になるといわれています。
1-2.初夢とはいつ見る夢?
諸説ありますが、一般的に初夢は「年が明けて一番はじめに見た夢」のことをいいます。
具体的には、「大晦日から元旦」「元旦から二日」「二日から三日」の三晩のうちにはじめて見る夢といわれています。
日付が複数の日にわたっているのを不思議に思うかもしれませんが、ここには実は初夢の本来の意味に関わる理由があるのです。
先ほどもお伝えしたように、元より初夢は年が明けて最初に見た夢のことをいいます。
日付でいうと一月一日になったあとすぐに見た夢となり、本来「大晦日から元旦」の夢となります。しかし、昔から大晦日は徹夜をして夢を見ないという人も多いのが現実です。
つまり、本来年が明けて一番はじめに見た夢である初夢を大晦日の晩に見た夢と限定すると、不都合が生じます。よって「元旦から二日」も初夢が見られる日となっているのです。
また「二日から三日」については、仕事はじめの日であることから由来します。現在の西洋式の商いの習慣が定着する前は、一月二日に普段の仕事の形だけ行い、その年の労働の安全や、仕事の技術向上を願うならわしがありました。
それに起源し、一月二日の仕事はじめの日も新たな一年のはじまりの日として、初夢を見られる日とされています。
よって初夢とは
「年が明けて一番はじめに見た夢」であり、
「大晦日から元旦、元旦から二日、二日から三日、の間で最初に見た夢」
ということになります。
2.初夢診断!縁起のよい初夢とは
縁起のよい初夢としては「一富士(いちふじ)」「二鷹(にたか)」「三茄子(さんなすび)」が有名ですよね。しかし、実はまだその続きがあるのです。ここでは、その続きの縁起のよい初夢と、それぞれの初夢が暗示する一年の好運についてお伝えします。
2-1.縁起のよい初夢はどんな夢?
縁起のよいものは六つあり、残りの三つが「四扇(しせん、しおうぎ)」「五煙草(ごたばこ)」「六座頭(ろくざとう)」です。
「扇」は、夏など暑いときにあおぎ、風を送るためのものです。末広がりの形から、古来より儀式や舞の際にも利用され、縁起物とされてきました。
「煙草」も、煙が上へ上へと上昇していくことから、かつては祭事や祝事で人が集まる際にはよく使われた縁起物です。
「座頭」は、あまり馴染みがないかもしれません。髪を剃った盲人のことで、「毛がない」ことより、「怪我ない」とされ縁起のよいものとされてきました。
2−2.それぞれの初夢が暗示する一年の好運
縁起のよい初夢はそれぞれあなたのどんな一年を暗示しているのでしょうか?実は縁起物の特徴ごとに、三種類の運勢があるのです。これからそれぞれの夢が暗示する一年全体の運勢を見ていきましょう。
「富士」「扇」の夢が暗示すること=子孫繁栄、商売繁盛
富士と扇はどちらも末広がりの形から、その一年の子孫や商売の繁栄を暗示します。
「鷹」「煙草」の夢が暗示すること=運気上昇、出世
鷹も煙草の煙も上へ上へと上昇していくことから、その一年の運気上昇や出世を暗示します。
「茄子」「座頭」の夢が暗示すること=家内安全、無病息災
茄子も座頭も毛がありませんよね。毛がない=怪我ないとされ、その一年の家内安全や無病息災を暗示します。
3.縁起のよい初夢を見るために枕の下に入れるもの
人々はいにしえより、一年のはじまりに縁起のよい初夢を見るためさまざまな方法を実践してきました。その中でも一般的な風習となり、あなたも簡単に行うことができる二つの方法をお伝えします。
3−1.七福神や七福神が乗った宝船の絵
いわずともしれた縁起物の七福神。その七福神や七福神が乗った宝船の絵が描かれたものを枕の下に入れて寝ると、よい初夢を見ることができるといわれています。
3−2.獏(ばく)の文字や絵を書いた紙
獏とは人の悪夢を食べてくれるといわれている、中国から伝わった空想の生物です。初夢で悪夢を見ないためのまじないとして、紙に獏の文字や絵を書いたものを、枕の下に入れて寝ると、よいといわれています。
4.お正月の初夢を見たあとにすることは?
お正月の初夢で暗示を受け取ったあと、あなたはどう行動したらよいのでしょうか?縁起のよい夢を見れた場合と、万が一縁起の悪い夢をみてしまった場合のその後のあなたの対応のしかたについてお伝えていきます。
4-1.縁起のよい夢を見たあと
実は縁起のよい夢を見た場合、そのことをあまり人に話さない方が吉といわれています。
たとえば、あなたがもし初夢で富士山を見ることできたら、嬉しくなって人に話したくなってしまうかもしれません。しかし、そこはぐっとこらえて、あなたの心の中に納めてください。そして、その夢が意味することを自分の中で理解しようとしてみてください。
なぜなら、夢はその夢を見た本人が本当の意味について考え、行動を起こすことによって真に願いが叶うといわれているからです。このことを意識して、せっかく見たよい初夢を逃さず好運を引き寄せてくださいね。
4-2.縁起の悪い夢を見てしまったあと
縁起のよい夢を見るための方法を実践したのにも関わらず悪夢を見てしまったときには、その夢をなかったことにするための二つの方法があります。
方法① 翌朝、七福神や宝船の絵を川に流して縁起直しをする
方法② 起きてすぐ「この夢を獏(ばく)にあげます」と唱える
これらは 「3.縁起のよい初夢を見るために」を実行した場合には効果があるといわれているので、もし悪夢を見てしまったときにはこの方法で悪夢をなかったことにしましょう。
5. その他の縁起のよい初夢4選
これまでにお伝えした縁起のよい初夢以外にも、次の夢を見た場合は、今年の運勢がすばらしくなるということを表しています。
これからお伝えする夢は、一見よい夢のように思えないかもしれません。しかしながら、夢の世界ではそれぞれに意味があり、あなたの一年の好運を示してくれています。
① 死ぬ夢
死ぬ夢を見ることはあまりよい気持ちにはならないかもしれません。ところが、夢占いではリセットや再生という意味を持ち、逆に縁起のよい夢であるというのです。
今あなたが置かれている状況が辛く苦しいものであっても、今後はリセットされ、物事がよい方向へと進んでいくという暗示です。
② 火事の夢
家事も現実の世界では縁起がよいとはいえませんが、夢の世界では吉夢とされているのです。火事の炎が勢いよく燃えている様は、あなたの中の秘めたパワーが解き放たれ、外に向かっていくという意味があります。
炎の勢いが強いほど、燃えているものが大きいほど、あなたの運もどんどんよい方へと広がっていきます。
ただひとつ注意すべきなのは、炎が見えず煙がくすぶっているような夢です。こちらは同じ火事でも吉夢とはいえません。
③ トイレの夢
排泄物は、自分の中にある古いものが排出され、あなた自身が生まれ変わるという意味です。自分が排泄している夢でも、排泄物で汚れたトイレの夢でも、トイレ関係の夢ならどんな夢でも吉夢といわれています。
あなた自身が、これまでの凝り固まった価値観や観念から解放され、大きな変化を遂げるときです。
④ 血の夢
血は、あなたの生命力やエネルギーのことを示します。その血が表に出てくるということは、あなた自身の生命力やエネルギーがみなぎっていくときです。
生まれ変わり大きなパワーで進んでいけるときだといえます。
まとめ
お正月の縁起のよい初夢についておわかりいただけましたか?
一年の吉凶を占う初夢。せっかくなら、よい夢をみて、希望をもって一年のスタートを切りたいですよね。
今回はお正月の初夢が暗示することに加えて、縁起のよい夢を見るための方法をお伝えしました。この方法を実践して、あなたも新年によい初夢を見てくださいね。
あなたが希望に溢れた一年を過ごせることを心から願っています。