お気に入りの石に良いエネルギーを! パワーストーン浄化方法7選
願いごとを叶えたり、目標を達成したりするための「支え」として、パワーストーンを身につける人は少なくありません。
しかし、パワーストーンを身につけるためには、普段からこまめな手入れが必要なのをご存知でしょうか。
手入れを怠ったパワーストーンは、最悪の場合、本来持っているはずの「力」が失われて「ただの石」になってしまいます。
パワーストーンの手入れは2つの種類があります。
ひとつはパワーストーンについてしまった、悪いエネルギーを取り除く「浄化」。
そしてもうひとつは、消費してしまったパワーストーンの「力」を補ってあげる「チャージ」。
今回はパワーストーンのお手入れには必要な、浄化方法についてご紹介します。
目次
1.パワーストーンに浄化がなぜ必要なのか
パワーストーンは持ち主の代わりに悪いエネルギーを吸い取ってくれるといわれています。
悪いエネルギーには、持ち主が抱えている悲しみや苦しみだけではなく、持ち主に対して向けられる憎しみ・妬みといった、ネガティブな感情も含まれます。
強い「力」を持っているパワーストーンであっても、吸い込める悪いエネルギーには上限があります。
限界まで悪いエネルギーを吸い込んだパワーストーンは、本来持っている「力」をうまく発揮することができません。
そのため、定期的にパワーストーンを浄化し、悪いエネルギーを取り除く必要があるのです。
ショップで購入したばかりのパワーストーンであっても、それまでに多くの人の手を経ています。
念のため、パワーストーンは浄化をしてから身につけるようにしましょう。
2.多くのパワーストーンに使える浄化方法
パワーストーンには複数の浄化方法がありますが、鉱物の種類によっては適していない浄化方法もあります。
まずは種類を問わずに使える浄化方法を紹介しましょう。
月光浴
月光に当てる浄化方法で、月の形状が満月に近く、曇りがない夜に実施するのがベターとされています。
窓辺に置いてガラス越しに月光を当てるだけで大丈夫ですが、純粋な月光が当たるように、窓ガラスをピカピカにしておくのがポイントです。
なお、一晩中月光に当てるのではなく、「魔」や「邪」の気が強まってくる深夜0時までに済ませるのが理想的です。
音楽を聴かせる
自分が心地よいと感じる音楽をパワーストーンに聴かせる浄化方法です。
激しい音楽よりも、ゆったりとしたヒーリング系の音楽がベターとされています。
また、音楽でなくても、音色に水晶を浄化する力があるとされている音叉(クリスタルチューナー)や、水晶を原材料にしているクリスタルボールの音色なども、パワーストーンの浄化には適しています。
クラスターの上に置く
浄化力が強いクラスター(水晶のかたまり)の上に置く浄化方法です。
ショップで購入できるクラスターは、基本的に水にも強い鉱物ですので、まずはクラスター自体を流水で浄化してから、手持ちのパワーストーンの浄化に使うようにしましょう。
ホワイトセージを使う
ホワイトセージは、ネイティブアメリカンが神聖な儀式や邪気を祓うために用いる聖なる植物です。
ホワイトセージを焚いて立ち上る白い煙には強い浄化力があります。
パワーストーンだけでなく、煙によって空間の浄化もできるため一石二鳥!
最近はホワイトセージを用いた浄化スプレーやお香も販売されていますので、ホワイトセージそのものを焚くよりも手軽に浄化できる点も魅力的です。
3.使えるパワーストーンが限られている浄化方法
次は使えないパワーストーンもある浄化方法を紹介します。
使用NGのパワーストーン名もあげておきますので、浄化の際には注意してください。
日光浴
日光に当てる浄化方法で、月光浴と同じく窓ガラス越しでも大丈夫です。
日差しは午後の方が強くなりますが、できるだけ午前中(日の出〜午前10時ごろ)に、10分〜1時間ほど当てるのがベターとされています。
ただし、鉱物の種類によっては日光によって変色したり色褪せしたりするものもあります。
日光浴がNGなパワーストーンは次のようなものです。
・アズライト
・アメジスト
・エメラルド
・エンジェライト
・オパール
・カーネリアン
・クンツァイト
・サルファー
・スギライト
・セレスタイト
・ターコイズ
・チャロアイト
・フローライト
・マラカイト
・ラリマー
・ローズクォーツ
流水にさらす
流水にさらす浄化方法は、器に溜めた水につけこむのではなく、パワーストーンを入れた器に水を注ぎます。
こすり洗いをするのではなく、あくまでも水の流れにさらすのがポイントです。
使用する水は水道水でもよいとされていますが、やはりナチュラルな天然水がベターとされています。
日本は水が豊かな土地柄のため、自宅の近くに湧き水がある人は、そちらを利用してもよいでしょう。
水がNGのパワーストーンは次のようなものです。
・アズライト
・クリソコラ
・ターコイズ
・パイライト
・ヘタマイト
・マラカイト
・ラピスラズリ
・ラリマー
・ギベオン
・セレナイト
成分に金属が含まれているものは、水分によって錆びてしまいます。
隕石の一種であるギベオンは特にその傾向が強く、空気中の水分でも劣化がすすみやすいとされています。
そのため、購入する際は特殊加工が施されたものを選ぶようにしましょう。
塩を使う
盛り塩の上に置いたり、中に埋めたりする浄化方法です。
使用する塩については、精製塩よりもミネラル成分が残る粗塩の方がベターとされています。
塩の上に置いたり、中に埋めたりするのは10分ほどで大丈夫ですが、塩の粒でパワーストーンの表面がこすれないように、浄化後はしっかり塩を拭き取るようにしましょう。
塩がNGのパワーストーンは次のようなものです。
・アポフィライト
・アンバー
・セレナイト
・ターコイズ
・パイライト
・ピンクスミソナイト
・ヘマタイト
・ポージーストーン
まとめ
石は変質しないという先入観があるため、パワーストーンも不変と思われがちですが、実はそうではないことをわかっていただけたでしょうか。
もちろん、こまめに浄化を行なっていても、購入当初より色がくすんでしまったり、変形してしまったりということは珍しくありません。
購入後すぐの変化の場合は、購入先への相談が必要です。
しかし、購入からある程度の時間がたってから大きな変化が現れた場合は、その石がパワーストーンとしての寿命を迎えたことを意味しています。
その場合はパワーストーンに感謝を捧げつつ、海や川に流したり、土に埋めたりして自然に還してあげましょう。
【参考資料】
一般社団法人 パワーストーンカウンセラー協会『最新版 パワーストーン使いこなし事典』(主婦の友社)
登石麻恭子・須田布由香 著/玉井宏 監『あなただけの守護石と組み合わせがわかる! 366日の誕生日パワーストーン事典』(河出書房新社)