2022年今年の恵方は?いつ食べる?方角や由来・恵方巻きの食べ方を紹介
2月3日の節分の縁起物といえば、恵方巻きですよね。
その年の恵方を向いて恵方巻きを食べると、縁起がよく、さらには厄払いにもなるといわれています。
せっかく恵方巻きを食べるなら、恵方をしっかりと向き、ご利益を受け取りたいですよね。
これから、2022年今年の恵方の方位や、恵方の由来と意味、恵方巻きの食べ方3つのお約束などについてわかりやすく解説していきます。
そもそも恵方とは?
恵方の意味をご存知ですか?
恵方巻きという言葉はなじみがあると思いますが、それでは、そもそも恵方とはどんなことを指す言葉なのでしょうか?
まずは恵方についての理解をしっかりと深めて、恵方巻きでご利益が得られる方法を知っていきましょう。
恵方の意味とは?
恵方とは、その年の干支にもとづいて、歳徳神(としとくじん)のある方向を吉の方向として定めたものです。
歳徳神は、その年の幸運や金運などを司る神様で、年神様とも呼ばれます。
歳徳神のいる方向の神社でお参りをしたり、願い事をしたりと、その方向に向かって行うことはすべてよいとされています。
恵方と節分の関係
それではなぜ、2月3日の節分の日に、その年の歳徳神に向かって祈るのでしょうか?
旧暦では立春が「元旦」であるため、その前日の節分は「大晦日」となります。
その年の災いを払う厄払いの行事のひとつとして、大晦日である節分に、恵方にいる歳徳神へ向かって祈る風習が受け継がれてきたのです。
さらに、恵方にちなんだ恵方巻きは「福を巻き込む」という意味も持ち、縁起が良く、ご利益があるものとして、節分に食べられてきました。
2022年の恵方巻きを食べる方角は『北北西』
2022年の恵方は『北北西』で、角度でいうと『345度』です。
恵方は毎年異なるので、その年ごとに恵方の方角を調べてくださいね。
今では、自分からみた恵方の方角を知りたい場合、スマートフォンなどのアプリで確認することができます。
コンパスアプリなどで簡単に知ることができるで、ぜひ調べてみてくださいね。
恵方巻きの意味とは?食べるようになった理由
2月3日が近づくと、コンビニやデパ地下、スーパーなどで必ず目にする恵方巻き。現在では知らない人はいないのではないかというくらい、みんなが知っていますよね。
私たちの慣習のひとつとなった恵方巻きは、いったいどんなルーツを持ち、そしてどんな意味を持っているのでしょうか。
恵方巻きは上方文化
恵方巻きは、江戸時代から明治時代にかけて、大阪の花街で節分を祝ったり、船場で商売繁盛を祈ったりして食べられた、上方文化であるといわれています。
上方とは、江戸時代に京都や大阪をはじめとする近畿地方を呼んだ名称です。
当時は、現在とは異なる「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」という名称で呼ばれていたそうです。
その文化が全国に広まったのは、1990年代のコンビニを中心とした販売促進で、それ以降全国各地で「恵方巻き」として多くの人々に親しまれるようになりました。
7種類の具材の意味とは
節分で食べる恵方巻きの具材は、「七福神」にちなんで、7種類の具材を入れ、縁起を担ぐ風習があります。
つまり、「7種類の具材で太巻きを作り、それを神様に見立て、自分の体内に取り込むことで、福がやってく来る」という考え方なのです。
切らずに丸かぶりするのも、「神様との縁を切らない」という意味だといわれています。
「それじゃあ、いったい恵方巻きのどの具材が、七福神のどの神様にあたるの?」と気になるかもしれません。
しかし、この点については、正確な決まりごとはなく、ひとまず「7種類以上あることが大切」ということだそうです。
近年では、コンビニやスーパーで、恵方巻きとして、ベーシックな巻物だけでなく、サラダ巻き、海鮮巻きなどさまざまな種類の太巻きが置いてありますよね。
節分の時には、特に具材はこだわらなくても、その中から7種類以上の具材が入ったものを選べば、七福神のご利益を得られると考えて間違いないようです。
恵方巻きの食べ方3つのお約束
いよいよ、恵方巻きの食べ方3つのお約束についてお伝えします。
すでに知っている方もいるかもしれませんが、ポイントはたったの3つです。
これを守れば、恵方巻きのご利益を得ることができるので、チェックしてから恵方巻きを食べるようにしてくださいね。
恵方巻きを切らずに食べる
1つ目のルールが、太巻きを切らずに食べることです。
恵方巻きを食べるときは、包丁で切り分けたりせず、太巻き1本にそのままガブッとかぶりついていただきましょう。
これは、恵方巻きを七福神と考えるため、丸ごと食べることで、神様とのご縁をつないだままその幸運や金運を丸ごといただくということになるのです。
今年の恵方の方位を向いて食べる
2つ目のルールが、今年の恵方の方向を向いて食べることです。
恵方は神様がいらっしゃる方向です。恵方を向いて行うことはすべて吉となるので、恵方巻きを食べるときも必ずその方向をみて食べるようにしましょう。
食べている途中のよそ見は厳禁です。よそ見をしてしまうと、ご利益をしっかりと受け取ることができません。
今年の恵方は『北北西のやや北』、角度でいうと『345度』です。
最後まで恵方の方位をしっかりと向いて、恵方巻きを食べ切りましょう。
黙って願い事を思い浮かべながら食べる
3つ目のルールが、恵方巻きは黙って願い事を思い浮かべながら食べることです。
恵方からのご利益は、向いている方位から恵方巻きを通り、口に入ってくるといいます。そのため、食べているときに話をしてしまうと、口から運気が逃げてしまうのです。
また、恵方巻きを食べながら、願い事を思い浮かべると叶うともいわれています。
そして願い事の仕方にもポイントがあります。
「否定的なことは考えず、すでに願いが叶っているところを想像しながら、恵方巻きを食べる」と願い事が叶いやすくなります。
すぐに運気を味方につけたいあなたへ
「もっと流れを味方にするには何をしたらいいの?」
「自分にあった運気をアップさせるアイテムが欲しい!」
という方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は占い師に相談してみるのもいいかもしれません。
最近では占い番組が話題に上がり、『星ひとみ』『水晶玉子』『琉球風水師シウマ』などなど、人気占い師が増えてきました。
電話占いでは、そんな当たる占い師に直接、波動修正やエネルギー調整、人には言えないことを相談できます。
初回は無料で診断できますので、ぜひ気軽に試してみてください。
>>当たると評判!初心者におすすめの電話占い会社ランキングTOP5
まとめ|2022年の恵方巻きは北北西のやや北の方角で食べる!
恵方の意味や、恵方巻きを食べるときのお約束を知ることで、より多くのご利益を得られそうですよね。
今年の恵方は『北北西のやや北』、角度でいうと『345°』です。
節分には、7種類の具材が入った恵方巻きを買い、恵方の方角をみて願い事をしながら、豪快に丸かじりしてくださいね。
七福神が恵方の方角から、あなたに福をもたらしてくれるでしょう。