部屋や食べ物から!気の流れを良くするスピリチュアルな4つの方法
気とは、分かりやすく言うと「生命エネルギー」のことです。
このエネルギーの流れを整えたり活性化することで、体調や精神が落ち着いたり運気をいつも以上に高めることができます。
この記事では、誰でも簡単にできる「気の流れを良くする方法」を解説しています。
食事や運動・生活環境などの基本を押さえて、気がスムーズに流れる毎日を手に入れましょう。
気の流れを良くする前に押さえたいこと
気の流れを良くすることとは、すなわち「ニュートラルな状態をプラスに持っていくこと」です。
体調でいえば病気のない状態から体力があり余っている状態に持っていくことであり、心でいえば快でも不快でもない状態からポジティブでやる気に満ちた状態にすることを指します。
その一方で、マイナスの状態をニュートラルにすることを「気の流れを整える」と表現します。
つまり気の流れを良くするためには、まずは自分の心身をニュートラルな状態かどうかを確認する必要があるのです。
自分の気の流れを確認する方法
気の流れが整っているかどうかは、自分の五感で確かめることができます。
例えば以下のように、五感が正常な快感を感じられるかを時々確認してみてください。
・好物の食べ物を食べて「おいしい」と感じる
・好きなアーティストの音楽を聴いて「やっぱりいい曲だ」と感動する
・花やコーヒーの香りを嗅いで「いい匂い」と思える
こうした自分にとっての快感を当たり前のように「快感だ」と感じられる状態は、気が整っていると言うことができます。
風邪を引いたり落ち込んでいる時は、ご飯もおいしくなかったり、香りを嗅ぐ気力すらなくなりますよね。
気の流れを良くする前に、まずは自分の気がニュートラルに整っているかを確認してみましょう。
気を整調させることではじめて、「もっと気分を上げたい」「もっと元気になりたい」といったプラスの生命エネルギーを取り入れる気持ちが自然と湧いてきます。
さてここから、この記事の本題の『気の流れを良くする主な方法』を4つご紹介します。
どれも少し意識するだけで気の流れを改善できたり、自宅で実践できる簡単なものばかりです。
この4つの方法の中から、まずは自身ができそうなものを1つ見つけて実践してみてくださいね。
風水で気の流れを良い部屋の作り方
まずは、風水でもよく取り上げられる「部屋」についてです。
1日の大半を過ごす自宅の環境は、良くも悪くも気に大きな影響を与えます。
気の流れが整っている部屋は、よく「日当たりと風通しが良い部屋」と言われています。
太陽や大地・草木などの自然が生み出す生命エネルギーを部屋に取り込むことができるからですね。
これだけでも部屋の気を整えることができますが、「良くする」という意味ではもうひと工夫が必要です。
以下から、部屋の気を良くするひと工夫を2つご紹介します。
水回りを綺麗に
部屋の運気を上げる方法として必ず取り上げられる、トイレやキッチン・洗面台などの「水回り」の掃除は、耳にタコができるほど聞いていると思いますが、やはりそれだけ運気に大きな影響を与えるのです。
水回りが汚いということは、体から生み出された老廃物や外から持ち込まれた邪気を家の外に排出できず、室内に溜まった状態です。
この状態では、気の流れを整えるばかりか、さらに良くできるはずがありませんよね。
まずは大前提的なお話ですが、水回りの掃除は必ず行うようにしましょう。
観葉植物を置く
土・水・太陽など自然の生命エネルギーが凝縮されている「観葉植物」は、それを置くだけで部屋全体を高い波動のエネルギーで満たしてくれる、とっても簡単かつ効果的な運気上昇方法です。
観葉植物は生命であり、定期的なお世話は欠かせませんが、部屋に置くだけで運気を良くしてくれることから誰にでもおすすめできる方法の1つです。
アロエやユッカなどの先の尖った葉を持つ観葉植物は、その鋭いイメージから「成功」や「成長」「厄除け」の気を放っていて、玄関や扉などの出入り口に置くと効果があります。
また、ガジュマルなどの葉先の丸まった観葉植物は「調和」の意味合いがあり、リビングなどの人が集まるところに置くことで、円滑な人間関係や金運上昇の効果が期待できます。
自分が良くしたい気をピンポイントで狙えるところも、観葉植物のメリットです。
気の流れを良くする食べ物のとり方
人間の生命エネルギーの源となる「食べ物」も、気を良くするために欠かせない要素の1つです。
どんな食事を食べたか、何の栄養が不足しているか、栄養自体を十分とれているかなど、良い食べ物なくして気を上げることはできません。
気を良くするために摂取すべき食べ物は、一言で言うと「栄養のある食材」ですが、気を高めることに特化したおすすめの食材と避けるべき食材を知ることで、食生活が整い心身に良いエネルギーを与えてくれます。
気に良い食材・避けるべき食材は、主に以下の通りです。
【体作りの源となる「タンパク質」が多く、スタミナをつけてくれる食材】
脂身の少ない肉類、卵、豆類、にんにく、うなぎ、かぼちゃ
【嗅覚を刺激する香りの良い食材】
柑橘類、ミント、ラベンダー、カレー
【内臓の活動を滞らせ気の流れを悪くする食材】
揚げ物など油分の多い食品、冷たい飲み物、辛すぎる食材全般
三大栄養素である炭水化物・タンパク質・脂質をまんべんなく摂取する意識で、特にタンパク質を日常的に多く摂り入れながら、食べ物からも気の流れを良くしていきましょう。
気の流れを良くするヨガの立ち木のポーズ
ヨガによってチャクラを流れるエネルギーの質を高めることも、気の流れを良くする非常に効果的な方法です。
ヨガは人の主要なチャクラである第1〜第7チャクラのすべてを活性化させて、まさに瞑想時のような「今この瞬間に集中する」状態を作り出すことができます。
7つのチャクラは人間の体幹に沿って点在していて、このすべてを活性化させるには、ヨガの「立ち木のポーズ」がおすすめです。
【立ち木のポーズのやり方】
①片足で立つ
②反対の足の裏を、もう片方の足のふくらはぎ(できれば太もも)につける
③手の平を胸の前で合わせ、深く呼吸する
このポーズを保ちながら深呼吸をすることで、全身運動と精神集中を一度に満たし、全身の気の流れを効果的に改善できます。
立ち木のポーズに初めて挑戦する方は、①の片足立ちすら難しく感じるかもしれません。
その場合も焦らずに、まずは片足立ちを練習して、片足立ちができたら反対の足を徐々に持ち上げて…と、段階的にできることを増やしていきましょう。
全身の気の流れを良くする手のマッサージ・ツボ
自分の体をマッサージしてツボを刺激することでも、気の流れを良くすることができます。
しかも気の流れを良くするマッサージは、ヨガマットを準備したり場所や時間を確保する必要はなく、「手を揉むだけ」ととっても簡単です。
エネルギーの通り道である経絡(けいらく)は指先から体の中心までつながっているため、手を揉むことで全身の経絡系に良い刺激を与えて、気を活性化できるのです。
また、手を揉むことで血液循環が良くなることから、冷え性の改善や免疫力の向上など西洋医学的にも良い効果があります。
両手をギュッと握る・放すを繰り返したり、それぞれの指を反対の手で包み込むように握ったりと、自分が心地よいと感じる自由な方法で、手のマッサージを実践してみましょう。
まとめ
気の流れを良くするためには、まずは気が整っているかを五感で確かめること。
そうして自分の気をニュートラルな状態に整えてから、今回ご紹介した4つの方法の中からできそうなものをまずは1つ実践して、気の活性化を感じてみましょう。